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by ma009ssa
| 2016-11-28 18:44
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by ma009ssa
| 2016-11-28 18:25
もともとポリネシアの人々には打楽器と吹奏楽器しかなく音楽に関わる文化としては弦楽器は存在していませんでした。
1879年頃ハワイに砂糖きび労働者としてポルトガルから大勢の人たちが移住してきました、その中にポルトガルの民族楽器「ブラギーニャ」と言うギターによく似た5弦の楽器を演奏する人、楽器を作る職人さん達がいまして故郷を懐かしみ楽器を作って演奏をしていたそうです、それを見たハワイの女王様リリオカラーニが4弦の少し小さめの楽器を作らせ現在の「ウクレレ」が出来上がりました、ウクレレとは「鑿(ノミ)が跳ねる」と言う意味だそうです。
1898年ハワイはアメリカ合衆国に併合されました、エンターテイメント産業の一つとしてウクレレが量産され、フラダンスとともにハワイアンブームが起こり現在に至っています。
1900年初めあまり知られていない一つの出来事がありました、一隻の小さな難破船がニュージーランドの北島、東海岸の中ほどにありますプレンテイ湾に漂流してきました、その船は無人で船内にはほとんど何もありませんでした、ただ不思議なことにほとんどつぶれたような小さな楽器が一つ船底の水につかっていました。
その楽器はハワイのウクレレのような楽器であったようです、たぶんウクレレでしょう、かろうじて原形をとどめていたのが、ボデイー、ネック(指板)と弦が三本、この壊れた楽器を作り直した人がいました、ロトルアからタウランガの街にカヌーを作る船大工として働いていたマオリのツタネカイと言う若者でした、彼がいろいろ工夫しながらなんとか弦楽器らしいものに作り上げました、三本弦のウクレレのようなものだったそうです。
その楽器を彼は「カレカレ」(波の音)と名ずけ、自分で奏でながら楽しんでいたそうです、残念ながらハワイのウクレレのように盛んにならず見捨てられてしまいました、どうしてこの楽器「カレカレ」が人々から忘れられたのでしょうか残念な思いがします、私は数年前にニュージーランドを旅行した時、マオリのラブソング「ポーカレカレアーナ」と言う歌を教えて頂きました。
私はその昔マオリのツタネカイが作った「カレカレ」を想像して復元してみました、そしてこの「カレカレ」でラブソングを歌っています、何とも言えない素敵な音色です、三本弦は誰でも簡単に演奏しながら歌えますので、沢山作って多くの人たちに楽しんで頂きたいと思いカレカレ製作に励んでいます。
写真は復元した「カレカレ」です、ロトルアに住むマオリの古老から教えていただいたようにカラフルにスプレーしました。
ニュージーランド、マオリのラブソング「POKAREKARE ANA 」歌詞
Pokarekare ana nga wai o Rotorua
Whiti atu koe hine maorino ana e
E hine e hoki mai ra
Ka mate ahau i te aroha e
Tuhituhi taku reta tuku atu taku ringi
Kia kite tou iwi raruraru ana e
E hine e hoki mai ra
Ka mate ahau I te aroha e
1879年頃ハワイに砂糖きび労働者としてポルトガルから大勢の人たちが移住してきました、その中にポルトガルの民族楽器「ブラギーニャ」と言うギターによく似た5弦の楽器を演奏する人、楽器を作る職人さん達がいまして故郷を懐かしみ楽器を作って演奏をしていたそうです、それを見たハワイの女王様リリオカラーニが4弦の少し小さめの楽器を作らせ現在の「ウクレレ」が出来上がりました、ウクレレとは「鑿(ノミ)が跳ねる」と言う意味だそうです。
1898年ハワイはアメリカ合衆国に併合されました、エンターテイメント産業の一つとしてウクレレが量産され、フラダンスとともにハワイアンブームが起こり現在に至っています。
1900年初めあまり知られていない一つの出来事がありました、一隻の小さな難破船がニュージーランドの北島、東海岸の中ほどにありますプレンテイ湾に漂流してきました、その船は無人で船内にはほとんど何もありませんでした、ただ不思議なことにほとんどつぶれたような小さな楽器が一つ船底の水につかっていました。
その楽器はハワイのウクレレのような楽器であったようです、たぶんウクレレでしょう、かろうじて原形をとどめていたのが、ボデイー、ネック(指板)と弦が三本、この壊れた楽器を作り直した人がいました、ロトルアからタウランガの街にカヌーを作る船大工として働いていたマオリのツタネカイと言う若者でした、彼がいろいろ工夫しながらなんとか弦楽器らしいものに作り上げました、三本弦のウクレレのようなものだったそうです。
その楽器を彼は「カレカレ」(波の音)と名ずけ、自分で奏でながら楽しんでいたそうです、残念ながらハワイのウクレレのように盛んにならず見捨てられてしまいました、どうしてこの楽器「カレカレ」が人々から忘れられたのでしょうか残念な思いがします、私は数年前にニュージーランドを旅行した時、マオリのラブソング「ポーカレカレアーナ」と言う歌を教えて頂きました。
私はその昔マオリのツタネカイが作った「カレカレ」を想像して復元してみました、そしてこの「カレカレ」でラブソングを歌っています、何とも言えない素敵な音色です、三本弦は誰でも簡単に演奏しながら歌えますので、沢山作って多くの人たちに楽しんで頂きたいと思いカレカレ製作に励んでいます。
写真は復元した「カレカレ」です、ロトルアに住むマオリの古老から教えていただいたようにカラフルにスプレーしました。
ニュージーランド、マオリのラブソング「POKAREKARE ANA 」歌詞
Pokarekare ana nga wai o Rotorua
Whiti atu koe hine maorino ana e
E hine e hoki mai ra
Ka mate ahau i te aroha e
Tuhituhi taku reta tuku atu taku ringi
Kia kite tou iwi raruraru ana e
E hine e hoki mai ra
Ka mate ahau I te aroha e
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by ma009ssa
| 2016-11-19 14:41
ウクレレにルーツを持つと思われます楽器、三弦の「カレカレ」を復元しました。
ニュージーランドの国鳥「キウイ」の形に似てすごくかわいい民族楽器「カレカレ」です。
後日写真をお見せいたします、ご期待のほど。 マッサ マツザワ
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by ma009ssa
| 2016-11-02 13:45